官民で気候変動対策を考える初の「Caring for Climateビジネスフォーラム」を国連環境計画等がCOP19で開催

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.12.03 【情報源】国連／2013.11.19 発表

　国連グローバル・コンパクト、国連気候変動枠組条約（UNFCCC）事務局、国連環境計画（UNEP）が共催する初の環境ビジネスフォーラム「Caring for Climate（C4C）ビジネスフォーラム」が、2013年11月19、20日の2日間、COP19に併せてワルシャワで開催される。同フォーラムは、C4C（企業主導による世界最大の気候変動イニシアティブ）の署名・参加企業が、初めて公的部門とともに気候変動への解決策を探るCOPの公式イベント。気候変動に関連する事業革新の規模拡大、各国政府の気候政策への野心向上、企業・投資家・政府・国連等間の連携強化等を目的とする。イケア（IKEA）の2020年までの再生可能エネルギー100％移行計画など企業による革新的取り組みを紹介し、民間投資促進や炭素価格設定など実効性のある気候変動対策を示すなど、企業が政府の行動を促し、世界的な気候変動問題で主導的役割を果たす絶好の機会になるという。フォーラムは、「C4C progress報告書2013」など新たな企業向けツール＆リソースも紹介し、署名企業・政府の代表者間ハイレベル会合での新たな決意表明で締めくくられる予定である。【国連環境計画】