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環境ニュース[海外]

イギリスエネルギー・気候変動省、温室効果ガス排出削減目標に向け順調に前進と発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.10.29 【情報源】イギリス/2013.10.10 発表

 イギリスのデイヴィー・エネルギー・気候変動大臣は、政府が実施している各種の温室効果ガス排出削減策により、2020年までに温室効果ガスの排出を34%削減するという目標に、イギリスが順調に近づいているとの評価を示した。具体的な政府施策として、電力供給の確保と消費者の電気代抑制を図りつつ、低炭素電力発電への投資を呼び込む電力市場改革のほか、グリーンディールとエネルギー供給者義務(ECO)を通じたエネルギー効率化策の採用促進、再生可能熱市場の構築、低炭素でありながらも国内企業の競争力を維持するための「エネルギー効率化戦略」公表とエネルギー集約型産業への2億5000万ポンド投入、超低炭素自動車技術への5億ポンドの支援及び電気自動車の充電インフラへの3700万ポンドの支援などを挙げた。
 政府は、低炭素型発電に投入する2021年までの政府資金水準を明確にすることで民間投資の促進を図っており、既に、2010年以降の民間によるエネルギーインフラへの投資は350億ポンドに上っている。これらにより、デイヴィー大臣は、2008〜2022年の第1〜3カーボンバジェット(炭素排出上限値)は達成する見通しとしたが、第4カーボンバジェット(2023〜2027年)の達成には、2020年までにさらに1100億ポンドの投資が必要だとしている。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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