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環境ニュース[海外]

国連、自らの2011年温室効果ガス排出量を報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.08 【情報源】国連/2013.06.21 発表

 国連は、国連自身の2011年温室効果ガス(GHG)排出量とその削減のために2012年に実施した取組をまとめた報告書「Moving Towards a Climate Neutral UN」(気候ニュートラル(中立)な国連への移行)2012年版を発表した。これは、職員22万1000人、数百カ所に上る国連63機関のGHG排出量インベントリをまとめたもので、排出データは、国際的に認められたGHGプロトコル企業基準(世界資源研究所WBCSDが開発)に基づいている。これによると、2011年の国連全体の総排出量は、180万トン(CO2換算)に上った。一人当たりの排出量では、これまでと同様、航空機による移動が50%以上を占め(一人当たり4トン)、国連の排出削減の課題となっている。国連GHGインベントリには、建物の冷暖房やスタッフの旅費など、事業運営または資金が国連の直接の管理下にあるすべての活動の排出が含まれている。今回の2012年版では、報告の対象がさらに拡充され、GHG排出量だけでなく、国連の施設や内部事業、プログラム・計画を通じて生じたすべての環境影響も盛り込まれた。また、より広い読者層に届くよう、主要メッセージを示した短いパンフレットやポスターが作成された。【国連環境計画

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