イギリス、気候変動に対する民間資金動員をめざし、官民の主要投資家の円卓会議開催へ

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.12.25 【情報源】イギリス／2012.12.07 発表

　イギリスのエネルギー・気候変動省（DECC）は、2013年1月の世界未来エネルギーサミットに合わせて開催されるアブダビ・サステナビリティ週間中の1月14日に、アラブ首長国連邦（UAE）の政府系企業マスダール社と共催で、低炭素産業に対する官民の主要投資家による円卓会議を開くと発表した。これは、開発途上国における気候変動対策への投資拡大を目的とするもので、具体的な投資領域と、気候変動緩和プロジェクト投資への障壁を取り除く実際的なソリューションを明らかにするのがねらいである。
　マスダール社は、UAEにおいて再生可能エネルギー技術やソリューションの開発、商業化等を展開する多角的な再生可能エネルギー企業で、同国のエネルギーに関する長期ビジョンの実現に取り組んでいる。同社のCEOは「再生可能エネルギー等、気候変動緩和技術の展開を促進させるメカニズムの特定に向け、関連投資機関との協議を楽しみにしている」と期待を語っている。【イギリス　エネルギー・気候変動省】