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環境ニュース[海外]

EU 欧州委員会が気候変動ドーハ会議に向けたプレスリリースを公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.12.06 【情報源】EU/2012.11.23 発表

 11月26日からドーハで開催される気候変動枠組条約第18回 締約国会議(COP18)に向けて、欧州委員会はプレスリリースを公表した。EUは、ドーハ会議において、ダーバン会議で合意された対策における全ての要素において進展を実現し、2015年までに新しい地球規模での気候協定を策定できるような結果となることを望んでいる。また、会議議長国であるカタールに対し、2020年までに世界的な排出量を更に削減するための具体的な対策を承認するよう、閣僚会議を導くよう希望している。ヘテゴー気候担当委員は、「ドーハでは、ダーバン会議で達成した成果をさらに進展させ、2015年に向けた法的拘束力を持つ国際的な気候変動協定の準備を進めなければならない。同時に、気温上昇を2度以内に制限するために排出量を削減する更なる施策に合意することが重要である。EUは、引き続き、京都議定書第2期に参加し、発展途上国に対しては、気候変動に対応するための大規模な資金援助を行う」と述べた。また、EU理事会議長国キプロスのアレトラリス農業資源環境大臣は、「EUは、気候変動への適応を通じて危機的状況にある発展途上国を支援することが重要であると認識している。我々は、気候変動に関連する損失や経済や生活への影響への対処について、発展途上国における我々のパートナーと共に具体的なアイデアを議論することを希望している。また、未解決の課題について長期的に協働するためのワーキンググループの成立にも期待している」と述べた。【欧州委員会気候行動局】

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