一般財団法人環境イノベーション情報機構
韓国、改正WEEE指令を分析
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2012.08.29 【情報源】その他/2012.08.13 発表
韓国環境公団(KECO)は、電気電子機器廃棄物(WEEE)の回収・処理等に関する、欧州連合の改正WEEE指令を分析した報告書を発表した。WEEE指令は、2003年に施行されて以来、WEEEの管理基準となっているが、報告書よると、今回の改正では、対象範囲の拡大、分別回収のためのインフラ整備強化、EU加盟国各国の回収・リサイクル目標の設定など大きな変更があったという。報告書は、これら改正点の概要報告、改正前後の比較表、改正指令の全文(翻訳版)の3部構成になっており、新たに加えられた規則や改正点等を明確にし、比較しやすいようにまとめられている。ウェブサイト上での閲覧が可能になるほか、EAS(ECO-Assurance System)法の対象となる製造者や輸出者への配布も予定しているという。KECOでは、先進諸国の電気電子機器廃棄物に対する政策を継続的に研究し、ヨーロッパへの電子電気機器輸出を目指す韓国企業に対し、戦略の基盤の提供を計画している。【韓国環境部】