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環境ニュース[海外]

G77と中国の外相会合、生物多様性条約愛知ターゲットの実現を求める閣僚宣言を採択

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.10.14 【情報源】その他/2011.09.29 発表

 2011年9月23日、G77(途上国131カ国によるグループ)と中国の外相は、第35回年次会合で閣僚宣言を採択し、2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議(COP10)およびカルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP-MOP5)における重要な成果を高く評価した。また、包括的な生物多様性の枠組みとしての「生物多様性条約戦略計画2011−2020」(愛知ターゲット)を実施すると同時に、これを各国の生物多様性戦略や行動計画に反映させる取り組みを継続するよう求めた。
 さらに、「遺伝資源の利用と配分(ABS)に関する名古屋議定書」の採択と署名にも注目した。2012年にインドで開催されるCOP11で採択予定の「開発のための生物多様性に係る南南協力に関する多年度作業計画」の重要性も再確認されたという。CBD事務局長は、生物多様性の豊かな国々が愛知ターゲットの実現促進で先導的役割を担い、また、南北・南南協力を共に推進することが適切であるとし、G77と中国の宣言を歓迎している。【生物多様性条約事務局】

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