一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ、有価廃棄物回収処理の統一システム導入に関する作業報告書を公表

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2011.10.06 【情報源】ドイツ/2011.09.20 発表

 ドイツ連邦環境庁は、最終報告書「容器包装令発展のためのパイロットプロジェクト」を公開した。これは、これまで分別回収されてきた容器包装と日常生活で消費する非容器包装のプラスチックや金属を、一つのルートで回収・処理するプロセスに関するパイロットプロジェクトを行った結果をまとめたもの。回収・処理の責任とその財源負担については、「容器包装及び同様の素材で非容器包装の生産者・販売者が負う」、「自治体が回収に責任を持ち、処理費用は、容器包装はメーカーと販売者、非容器包装は自治体によるゴミ料金」の2つのモデルが挙げられ、これらの実証結果がまとめられている。最終報告書作成にあたっては、自治体、州政府、廃棄物処理会社、メーカー、販売、環境消費者団体の代表が参加し議論を行った。連邦環境庁の研究によると、有価廃棄物の回収・処理に関する統一システムの導入により、1人あたり年間7kg分の有価廃棄物の回収増加が見込まれるという。このシステムの導入には、法令による決定が求められる。【ドイツ連邦環境庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース