一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

セーシェル、保護地域を国土の半分超に拡大、愛知ターゲットに貢献

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.07.12 【情報源】その他/2011.06.27 発表

 インド洋のセーシェル共和国は、新たな保護地域を指定し、これにより同国の保護地域が国土の半分超(50.59%)に達すると発表した。今回指定を受けたのは、国土の総面積4万5500ヘクタールの3.53%に当たる15.72平方キロメートル。2010年、ジェイムス・ミッチェル大統領は、現在及び未来の世代と観光客の福利のために、島々の生物多様性を保全しようと国土の50%超の保護地域化を宣言していたが、今回の新保護地域指定によってこの目標が実現した。大統領は、小さな島国の持続可能な開発と観光開発のために、貴重な自然資源を守っていくことの重要性を世界に示したい、としている。保護地域の指定は、今後、境界の策定や規則・保全管理計画の整備の後、法制化される。生物多様性条約のジョグラフ事務局長は、生物多様性保全の世界目標である愛知ターゲットにも、また生物多様性保全を優先事項として取り組んでいくとしたアフリカ連合の決定にも貢献するものとして歓迎している。【生物多様性条約事務局(CBD)】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース