一般財団法人環境イノベーション情報機構
世界の温室効果ガス排出量データがグーグルで閲覧可能に
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.06.28 【情報源】その他/2011.06.15 発表
世界資源研究所(WRI)は、昨年公表したアメリカ国内版に続き、世界の温室効果ガスの排出量データを閲覧できるグーグルの公共データエクスプローラを公表した。これは、気候変動に関する大量のデータをより利用しやすく提供するもので、気候解析指標ツール(CAIT)からのデータを双方向性のグラフと地図を用いてビジュアル化。約200カ国について、温室効果ガスの総排出量・一人当たりの排出量・GDP当たりの排出量の推移等を検索することができる。データは、国際エネルギー機関(IEA)やアメリカ政府機関、欧州委員会共同研究センター等の公表する最新データを基にしている。IEAの報告では、エネルギー関連の世界CO2排出量は2010年に過去最高を記録したという。今回のツールによって、こうした増加の内訳や各国レベルの傾向など、より詳細なデータを利用者が明確に把握できるようになるとしている。グーグル公共データエクスプローラへは下記でアクセスできる。http://www.google.com/publicdata/explore?ds=cjsdgb406s3np_
【世界資源研究所(WRI)】