ドイツ、2008年の容器包装廃棄物量とリサイクルに関する報告書を公表

　12月9日、ドイツ連邦環境庁は、研究報告書「2008年ドイツにおける容器包装廃棄物量とリサイクル」を公表した。これによると、2008年の容器包装廃棄物量は、2007年と比較すると0.4％減少し、容器包装廃棄物のエネルギーリサイクル、およびマテリアルリサイクル量は1310万トンに達したことが示された。個々の容器包装素材ごとのリサイクル率は、法的基準値よりも大幅に高くなっており、2007年の数値を上回っている。リサイクル率81.6％のうち70.5％はマテリアルリサイクルとなっている。連邦環境庁のフラスバース長官は、「分別回収と容器廃棄物のリサイクル促進の効果」とコメントした。研究は、連邦環境庁の委託により、容器市場研究所により実施された。【ドイツ連邦環境庁】