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環境ニュース[海外]

国際子ども環境会議、生物多様性に関する宣言を発表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.11.12 【情報源】国連/2010.10.28 発表

 名古屋市で開催された国際子ども環境会議は、2010年10月28日、生物多様性条約締約国会議(COP10)の閣僚級会合において、生物多様性に関する宣言を発表した。子ども環境会議は、環境や気候変動、環境保護などに関する体験を分かちあうとともに、生物多様性の状況や生物保全に向けた子どもたち自身の行動を議論する場として、UNEP、愛知県、名古屋市がCOP10に併せて開催。約40カ国から220名以上が参加した。会議では、各国の生態系の状況を共有・学習し、地球環境への懸念を地域ごとに「生物多様性マップ」に表現。最後に、生物の生息地を改善し生物資源を持続的に支えるためのアクション・プランを作成、その中で、植樹をする、自然とふれあう、ゴミを散らかさないなどのほか、生物資源が持続的に得られるようにするために食べ物を無駄にしない、日々リサイクルに努めるなど、子どもたちがするべきことを発表した。大人たちに対しては、乱獲や環境汚染を防止するための法整備、生態系への負荷軽減や希少な生物の生息地での開発の回避、地産地消など数項目を求めた。【国連環境計画(UNEP)】

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