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環境ニュース[海外]

大気とエネルギーの合理的利用に関する法律実施状況報告書を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.02.28 【情報源】フランス/2002.02.19 発表

 全国大気会議議長ジャンフェリクス・ベルナール氏は、2月19日、イヴ・コッシェ環境国土整備大臣に、大気とエネルギーの合理的利用に関する法律の実施評価業務報告書を提出した。
 この業務は、2000年11月に、ドミニク・ヴォアネ前環境国土整備大臣が同会議に委託したもので、作業は2001年に、環境担当省と環境エネルギー管理庁(ADEM)の協力を得て行われた。報告書は、法律でいう「健康を害さない空気を吸う一人一人の権利」を守るため、1996年以来、公共機関(国、地方自治体)や団体、企業により続けられた取組を評価している。
 報告書では、産業や道路航空輸送など、汚染物質を排出源から削減するため、今後も規則および公共活動を強化しなければならないとする。一方で、ダイオキシン排出削減の目覚しい成果は緩みない政策の成果だと評価した。なお、すべての問題が規則により解決するものではなく、事務所内の空気質や、汚染源への早急な対処など、個人の意識にもとづき様々な取組を実施していかなければならないとする。さらに、全国大気会議の提案として、オゾン警報値の引き下げ、発生源対策、大気質監視中央研究所の強化などを打ち出した。
 全国全国会議は1998年に設立された協議組織であり、行政、公共機関、議員、専門家、産業、団体などの31人の委員で構成される。【フランス環境・国土整備省】

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