一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ 全国携帯電話リサイクル週間を開催
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2010.04.12 【情報源】アメリカ/2010.04.01 発表
アメリカで、2010年4月5〜11日まで、第2回全国携帯電話リサイクル週間が開催され、アメリカ環境保護庁(EPA)では、携帯電話をリサイクルするよう市民に呼び掛けている。EPAのプラグ・イン・トゥ・eサイクリング・プログラムに協力している、サムソン・モバイル社等の大手携帯電話メーカー、ベスト・バイ等の小売店では、携帯電話のリサイクルの重要性について普及啓発活動を実施する予定。
1台の携帯電話をリサイクルすることで、ラップトップ型パソコンを44時間動かせる量のエネルギーを節約することができ、アメリカで毎年廃棄される約1億3000万個の携帯電話をリサイクルできれば、2万4000世帯分以上の電力(年間使用量)を節約することができるという。しかし、現在、携帯電話のリサイクル率は10%程度に留まっている。
また、携帯電話やPDAは、金や銀、パラジウムなどの貴重な金属や、プラスチックで出来ているため、リユースやリサイクルは、エネルギーの節約だけでなく、資源の保全にも役立つ。さらに、使用中の携帯電話やPDAを寄付し、慈善活動などに活用するプログラムなどもある。【EPA】