一般財団法人環境イノベーション情報機構
再生プラスチックから造られた「プラスティキ」号、廃棄物に関する普及啓発のために出航へ
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2010.03.31 【情報源】国連/2010.03.20 発表
約12,500トンの再生プラスチック等から造られた、60フィートの双胴船「プラスティキ」号が、環境活動家のデビッド・ロスチャイルド氏らを乗せて3月20日にサンフランシスコ港を出港した。主に再生可能エネルギーに頼り、約1万1000海里以上を航行する予定。元は廃棄物であったプラスチックからできた巨大な船を浮かべることで、海の健康状態、特に膨大な量のプラスチックごみに注目を集めようとしている。
プラスティキ号の探検は、「リサイクル可能」なデザイン原則や生物模倣(バイオミミクリー)からヒントを得て、海洋科学や持続可能なデザイン、ボート建築などの分野の専門家が参加して実現された。
船旅の様子については、オンラインで定期的に情報を提供している。【UNEP】