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環境ニュース[海外]

アメリカ スーパーファンド・サイト等での再生可能エネルギー事業を促進

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.03.05 【情報源】アメリカ/2010.02.23 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)と協力し、スーパーファンド・サイト、ブラウンフィールド・サイトなど土壌汚染浄化対策を講じた地域において、再生可能エネルギーの導入の可能性の評価を実施する。
 カリフォルニア州、マサチューセッツ州などの12地域を対象に、風力、ソーラー、小規模水力発電などの開発のポテンシャルを分析する予定。地区ごとに、最適な再生可能エネルギー技術の選定、地区内での適切な導入場所、発電容量、投資の効果などを検討する。EPAでは、NRELの専門家と協力しつつ、この事業に65万ドルを充てることとしている。
 なお、スーパーファンド・サイトは、有害廃棄物で汚染された地域で、ヒトの健康や環境にリスクを及ぼす恐れがあるため、EPAによって浄化の対象に指定された地域。また、ブラウンフィールドは、汚染物質があるために、再開発などが難しくなっている地域である。EPAでは、2008年9月に、土壌汚染のおそれがある地域や鉱山などを対象に、再生可能エネルギーの開発を促進する「アメリカ土地リパワリング・イニシアティブ」を打ち出しており、NRELと協力した評価もその一環となるものである。【EPA

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