容器包装に関する新たな助言委員会を設立

　イギリス環境・食糧・農村地域省のノリス政務次官は、2月8日、容器包装問題について政府にアドバイスを行う、新しい「容器包装助言委員会」のメンバーを発表した。
　イギリスでは、2009年6月に容器包装戦略「容器包装廃棄物の最大限の利用」が公表されているが、この委員会では、同戦略をどのように実施するかについて、政府に助言を行う予定。具体的には、容器包装廃棄物に関する生産者責任の役割、環境設計やリサイクル資源の活用促進、生産者責任制度の中にCO2排出量やライフサイクルアセスメントの考え方を組み込んでいく、容器包装リサイクルの環境保全上のメリットを最大化する　といった点について、アドバイスを提供する。
　委員会は、2010年3月1日から業務を開始し、任期は4年間。委員会のメンバーは、地方自治体、消費者団体、企業の代表など多岐にわたっている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】