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環境ニュース[海外]

アメリカ メタンガスの回収・エネルギー利用事業を表彰

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.01.22 【情報源】アメリカ/2010.01.13 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、メタンガスを回収し、再生可能エネルギーとして活用した8件のプロジェクトを表彰した。これは、EPAの「埋め立てメタン普及プログラム(LMOP)」に基づくもの。
 3つの部門が設けられており、「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー賞」は、世界最大級の埋立地ガス(LFG)利用事業であるカリフォルニア州のオックスマウンテンLFGエネルギープロジェクト、ニューハンプシャー大学のエコラインTMプロジェクトなど6件の事業に、「州パートナー・オブ・ザ・イヤー賞」はカンザス州の保健環境局に、「コミュニティ・パートナー・オブ・ザ・イヤー賞」はミシガン州ケント郡公共事業局バイロンセンターに贈呈された。
 埋立地ガス(LFG)の主な成分であるメタンは、CO2の20倍以上の温室効果を有しているが、LGFは重要なエネルギー源で、活用すれば温室効果ガスや悪臭有害物質などの排出を防ぐことができる。
 今回、同賞を受賞したプロジェクトでは、CO2に換算して、年間54万6000トンの温室効果ガスを削減できるという(自動車10万台分の年間排出量に相当)。
 なお、EPAのLMOPは、埋立地ガスのエネルギー利用を支援することで、温室効果ガスの削減を目指す自主的なプログラム。これまで15年間にわたって、450件以上のプロジェクトを支援してきた実績がある。【EPA

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