一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス クリスマスの食べ残しは分別回収へ
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2010.01.08 【情報源】イギリス/2009.12.23 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省が行った調査によると、国民のうち78%は、生ゴミがリサイクルできるよう分別収集を支持すると答え、3分の2の世帯が分別収集を既に行っていると答えた。クリスマス休暇中、およそ23万トンの生ゴミが排出されると推定される。これらの廃棄物が埋め立てされると、有害なメタンなどを排出する恐れがあるが、分別収集してリサイクルされれば、近隣の公園で肥料として利用したり、住宅の暖房などのエネルギー源として利用したりすることができる。
今回の調査では、4000世帯以上が対象となったが、生ゴミを分別ゴミとして出している市民のうち、92%は分別サービスが利用しやすいと答えている。
ベン環境大臣は、生ゴミを埋め立てに回すことを全面的に禁止する方針を考えており、2010年にはその方法を発表する予定である。【イギリス環境・食糧・農村地域省】