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環境ニュース[海外]

ドイツ環境大臣 COP15/MOP5への意気込みを語る

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.12.16 【情報源】ドイツ/2009.12.11 発表

 ドイツ連邦環境省のレトゲン大臣は、12月11日、第15回気候変動枠組み条約締約国会議・第5回京都議定書締約国会合(COP15/MOP5)への出席を前に記者会見を行った。
 「これからの数日間、世界中が、コペンハーゲンに注目するであろう。地球の気温上昇を産業革命前と比較して2度以下に抑制するための道をつくらなければならない。温室効果ガスの削減が、交渉の焦点となる。工業国は、リーダーシップをとり、持続可能な経済発展には、温室効果ガスの排出は必要ないことを示さなければならない。一方で、長期的に、成長とエネルギー消費とのデカップリング(切り離し)を図らなければならない。
 コペンハーゲンでは、最貧国や気候変動の影響を受けている国々における適応対策に対し、長期的に、財政支援をどのように行うのか、合意しなければならない。欧州閣僚理事会は、途上国温室効果ガス排出削減対策と適応対策への投資に、2020年には、年間1000億ユーロが必要になると推計している。これらの資金は、途上国自身が一部を負担し、さらに、先進国が一部を炭素市場を通して調達し、残り(220億〜500億ユーロ)は、公的資金により賄われることになるであろう。ドイツは、その責任を認識しており、適切な貢献を行うつもりだ」【ドイツ連邦環境省】

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