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環境ニュース[海外]

世界の宗教指導者が地球温暖化問題について議論

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.11.11 【情報源】国連/2009.11.09 発表

 第15回気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)を1ヶ月後に控え、世界の宗教の指導者らが地球温暖化問題について話し合うイベント「生きている地球のための心からの約束」が、11月2日〜4日まで、イギリス・ロンドンのウィンザー城で開催される。
 このイベントは、宗教・保全連盟(ARC)のフィリップ殿下が企画し、国連のパンギムン事務総長が共催するもので、世界の主な宗教の指導者らが、壊れそうな地球の現状に焦点を当て、地球温暖化防止対策について議論を交わす。最終日には、「多くの天国:一つの地球−信仰、環境、コペンハーゲン」をテーマにしたパネルディスカッションが行われる。
 また、中国の道教の寺院でソーラー電力を導入する、イスラム教やヒンズー教で信仰に根ざしたエコラベル制度を導入するなど、主な宗教による長期的な約束が発表される予定。
 世界の人々の85%は何らかの宗教に属しているとされ、今回のイベントはこうした人々に大きな影響を及ぼすことが期待される。【UNEP】

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