フランス　紙の分別回収に関するキャンペーンを開始

　フランスの環境組織エコフォリオが、10月12日、紙の分別回収に関するキャンペーンを開始した。ジュアーノ閣外大臣らは、ゴミ分別収集センターを訪問し、15年来初めて、紙の分別が全国規模の普及啓発キャンペーンとなったことを歓迎した。
　TNSソフルにより実施されたアンケートによると、市民の87％はゴミを分別しているものの、紙のリサイクル率は30％にとどまっている。
　フランス　エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省では、紙のリサイクルをさらに進める余地は十分にあり、リサイクルは、個人、地方自治体、事業者すべての人々の仕事だとしている。
　リヨン、ニース、パリなど地域の公共団体と協力して、来月からは、紙の分別のための初めての普及啓発活動が開始される。【フランスエコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】