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環境ニュース[海外]

UNEP 環境基金への拠出国増加、オランダの貢献に謝辞

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.12.10 【情報源】国連/2001.11.30 発表

 UNEPの予算に貢献する国の数が2001年の間に著しく増加した。UNEPの統計によると、UNEPの環境基金に財政的な支援を行った国、または支援を約束している国は、70から80か国に及ぶという。昨年の記録は、66か国であった。環境基金は、化学物質、災害の早期警告、野生生物および環境法など、UNEPの中心的な事業を支える資金源。
 UNEP事務局長のKlaus Toepfer氏は、「我々の寄付基盤が拡大していることを喜んでいる。我々のような国際組織は、世界中のニーズや願望などを正当に反映し代表できるように、広範な国家の関与が必要である」と述べた。
 また、11月28日には、オランダ政府が、2001年のUNEP分担金を約2倍に増額すると発表。オランダ政府は、UNEPに対して既にかなりの財政的援助を行っているが、今年のUNEPの環境基金(The Environment Fund)に対する分担金を210万ドル(約2億5000万円)から450万ドル(5億4000万円)に引き上げることを決定した。
 UNEP事務局長のKlaus Toepfer氏は、オランダ政府の決定が、来年の「リオ+10サミット」に向けた重要な時期になされたことを評価し、「UNEPの財政的安定性の見通しは、明るくなりそうである。オランダ政府の実質的かつ時宜を得た決定に感謝している」と述べた。
 なお、昨年の各国政府から環境基金への任意拠出は、約4,100万ドル(約49億円)。【UNEP】

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