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環境ニュース[海外]

ワシントン条約事務局 キャビア追跡のためのデータベースを開発

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.12.12 【情報源】国連/2007.11.30 発表

 ワシントン条約事務局とUNEPの世界保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、11月30日、世界中のキャビアの輸送を追跡するコンピューター・データベースを発表した。
 このデータベースは、キャビアの取引に関する全ての許可や認証を記録するもの。違法な取引申請を検挙し、阻止するのに役立つと期待されている。また、各国のワシントン条約担当部局が、輸出の適法性、量、キャビアのタイプなどを確認するのにも役立つ。
 近年、野生のチョウザメ(チョウザメの卵がキャビアに加工される)の数が減少し、キャビア等の合法的な輸出量も減少している。ワシントン条約事務局には、キャビアの違法取引の証拠が頻繁に報告されている。中には、昨年、輸出量の割当がなされなかった、最も貴重なキャビア、ベルーガも含まれていた。【UNEP】

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