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環境ニュース[海外]

OPEC 気候変動対策に歩み寄り?

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.11.30 【情報源】その他/2007.11.15 発表

 石油輸出国機構(OPEC)のバドリ事務局長は、サウジアラビアのリヤドで11月16日に開催されたOPEC首脳会議閣僚級シンポジウムに参加し、環境に配慮した方法でエネルギーを供給していくためには技術が鍵になる と強く訴えた。
 バドリ事務局長は、人口増加や経済成長等を背景に、2030年までにエネルギー消費量が50%増加するという予測を踏まえ、当面の間、世界は化石燃料に頼らざるを得ないと指摘。
 こうした状況で、環境に配慮した方法でエネルギーを供給していくためには、クリーンな化石燃料技術の開発・普及・移転が重要だと述べ、OPEC加盟国も油田でのガス燃焼処理(フレア)の削減、IEAの温室効果ガスR&Dプログラム、CO2回収・貯留実証事業などに取り組んでいることを強調した。
 また、OPECとして、エコロジカル・フットプリントをできる限り削減していきたいという考えも示した。【OPEC】

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