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環境ニュース[海外]

中国 山西省33億元を投じ100のゴミ埋立場を建設

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2007.06.04 【情報源】中国/2007.03.06 発表

 第11次五ヶ年計画期間中、山西省の都市生活ゴミ無害化処理施設の新規プロジェクトが108件ある。そのうち重点プロジェクトは76件、一般プロジェクトは32件あり、段階的に実施される。新規プロジェクトの建設規模は、生活ゴミ処理能力日量1万7469トンである。処理プロジェクトには100の生活ゴミ衛生埋立場の建設のほか、選別・堆肥・焼却システム及び関連のゴミ回収・運送システムも含まれている。そのうちゴミ圧縮中継ステーションは25、分解・焼却等総合処理システムは6、堆肥処理システムは3ある。今後、同省では、運送中のゴミ落下や粉塵・悪臭拡大と浸透水汚染を防止する機能を備えたゴミ運送設備を整えていく。
 このうち太原市では、候村生活ゴミ処理プロジェクトを実施し、その処理能力は日量1800トンである。これは100のゴミ埋立場中、最大規模の一つである。同時に、古交市、清徐県、陽曲県、婁煩県でも処理能力がそれぞれ日量250トン、130トン、65トン、50トンの衛生埋立場を建設する。そのほか大運高速道路沿線、汾河流域、海河流域、黄河流域の各県都市でも、生活ゴミ無害化施設を段階的に整備していく。
 2008年に、同省では生活ゴミの分別収集と回収利用を実現するようにし、都市が生活ゴミに包囲される問題を解決する。そのうち22都市では、生活ゴミ処理重点プロジェクトを全て完成し、都市幹線道路の機械化洗浄・清掃率を30〜50%に、生活ゴミ分別収集率を20〜30%に、回収利用率を10〜20%に、生活ゴミ無害化処理率を57%に高める。2010年に、全省の都市幹線道路の機械化洗浄・清掃率を40〜60%に、生活ゴミ分別収集率を30〜40%に、分別輸送率を40%に、回収利用率を30%に、生活ゴミ無害化処理率を86.6%に高める。【中国環境報】

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