中国　南京：省エネ住宅の基準整備が進む

　浙江省南京市では2006年に第1号となる「標準化」省エネ住宅を建設する。専門家の予測では、省エネ材料を利用した住宅は面積100平方メートルあたり年間100kWh分省エネできるという。
　先日同市政府は「南京市建築省エネ強化に関する意見」通達を出し、2010年までに都市部の10％以上の新規建築物に省エネ65％基準を適用し、20％の既存建築物の省エネ改造を適用することを求めた。農村住宅への省エネ導入も奨励している。同市建設委員会省エネ処の担当者によると、同市ではまだ先進的な材料を導入した省エネ住宅が一つもなく、今後の住宅建設では省エネ技術の使用と普及を考えて、都市部に大規模な省エネ住宅を設置する必要があり、今年中に省エネ技術を導入したモデル省エネ住宅を建設すると述べた。【中国環境報】