一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 地方の清浄燃料プログラムに規制緩和を要求
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.11.02 【情報源】アメリカ/2001.10.24 発表
EPAは、24日、州政府及び地方政府の清浄燃料プログラムに関する報告書をブッシュ大統領に提出した。これは、2001年5月17日に発表された、大統領の連邦エネルギー政策報告書によって要求されていたもの。2000年および2001年に、清浄燃料ガソリンを冬グレードから夏グレードに切り替える移行期間中、特に中西部において、ガソリン価格が突然上昇したケースがあった。今回の報告書は、こうした事態を避けることを目的としている。
報告書では、清浄燃料について2つの問題を指摘。第1は、燃料業者が、燃料を切り替えるプロセスをより柔軟にする必要がある点。第2は、州や地方の清浄燃料に関するプログラムが増加してきており、燃料配給システムにとって負担が大きくなってきている点である。
また、報告書では、規制をよりフレキシブルなものとするよう、具体的な提案も示されている。【EPA】