一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国 北京:ゴミ処理の市場化が進む 焼却処分割合も増大
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2007.05.24 【情報源】中国/2006.02.07 発表
第11次五ヵ年計画期間(2006−2010)中、北京市は環境衛生管理機関を行政管理から法制化管理へと転換させ、ゴミ処理企業に近代的企業管理方式を導入し、政府は環境衛生作業と施設運行に特別許可経営制度(=民活方式)を実施し、ゴミ収集運搬、道路清掃などの環境衛生作業の市場開放を進める。このほか、この5年間で新たに生活ゴミ処理施設を建設し、焼却、堆肥、埋立の処理比率を4:3:3とし、全市生活ゴミ処理能力を日量1.6万トン、食品ゴミ処理能力日量1200トンを実現する。市内平原地区と5割の山間地でゴミの密閉管理を進め、各種の無秩序なゴミ置き場を整理し、農村地区の環境を改善、ゴミ無害化処理率を市街地で99%、郊外で80%に高める。【中国環境報】