一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国ゴミ焼却発電設備の国産化が実現
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2007.05.15 【情報源】中国/2005.06.28 発表
西南地区初のゴミ焼却発電所が重慶で試運転を始めて3ヶ月が経ち、近々国の検収を受ける。1999年、当時の国家計画委員会から認可を受け、重慶鋼鉄集団三峰環境公司はゴミ焼却炉設備の国産化生産基地を建設し、ドイツ・マーティン社よりその製造技術を導入した。同技術は中国都市生活ゴミの低カロリー・多水分という特徴に適しており、排気ガス基準は中国の環境基準に適合しているばかりでなく欧州の現行の環境基準にも適合している。同技術による設備を中国内で製造した後、2005年3月28日、三峰公司など6株主からなる同興ゴミ焼却発電所が稼動した。
同発電所は、その発電技術や設備を中国で国産化した唯一の会社によるものであり、事業総額は3.1億元である。【中国環境報】