中国最大のゴミ焼却発電所が上海に建設予定

　中国最大で世界でも第3位の規模となるゴミ焼却発電所が上海に建設される。その生活ゴミ焼却量は3000t/日に達し、最大発電容量は90万kWh/日である。上海市民が1日3個の40W電灯を4時間使うと仮定すると、同発電所により、上海市民400万人のうち半分の家庭が照明を灯すことができる。同発電所は05年末に着工し、09年に完成する。
　上海環境投資有限公司と米国金州holdingは上海で、各々6億元の共同出資による上海環境再生能源有限公司設立を発表した。新設の会社は、主に固形廃棄物再生エネルギー事業、とりわけ生活ゴミ焼却発電を取り扱う。両者はすでに上海、北京、成都、深センなどでも生活ゴミ焼却プロジェクトを実施している。【中国環境報】