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環境ニュース[海外]

ワシントン条約第14回締約国会議 各国提案に対するアセスメント発表される

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.03.14 【情報源】国連/2007.02.28 発表

 ワシントン条約CITES)事務局は、野生生物の取引ルール改正を目指す40件の政府提案について、暫定的な科学・技術アセスメントを公表した。これらの提案は6月3日〜15日、オランダのハーグで開催される第14回締約国会議で審議される。
 多くの提案は、国際的に関心が高まっている海洋資源と森林資源の過剰利用に関するもので、他に生物多様性の保護や持続可能な利用に関するものもあった。
 提案されている海洋資源は、附属書Iにノコギリエイ類、附属書IIにアブラツノザメ、ニシネズミザメ、ヨーロッパウナギ、ピンクサンゴ、プテラポゴン・カウデルニィ、ブラジルのアメリカイセエビおよびアメリカミナミイセエビなど。
 森林資源は、附属書IIに3種のローズウッド、中南米のシーダーなど。この他、付属書Iに数種類のガゼルが提案されている。
 また、付属書IIからIに変更する種として2種類のスローロリス、メキシコドクトカゲ、付属書IからII に変更する種として、ウガンダのヒョウ、ブラジルのクロカイマンが挙げられている。
 アフリカゾウに関しては、ボツワナとナミビアが個体数を維持しつつ、将来の取引の条件を緩和する案、反対にタンザニアは附属書IIからIへ変更する案、ケニアとマリは20年間、象牙・象牙製品の取引を禁止する案を提出している。【UNEP】

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