欧州エネルギー閣僚理事会　再生可能エネルギーの割合を2020年までに20％に

　欧州運輸・電気通信・エネルギー閣僚理事会は、2月15日、欧州のエネルギー政策について決議を採択した。
　再生可能エネルギーについては、2020年までに、EU全体のエネルギー消費量の20％を再生可能エネルギーで賄うという目標が示された。また、2020年までに、EUで使用される運輸燃料（ガソリンおよびディーゼル燃料）のうち、少なくとも10％をバイオ燃料とする義務的な目標も盛り込まれた。
　さらに、エネルギー効率化について、EUのエネルギー消費量を2020年の予想（何もしないケース）から20％削減するという目標を達成すべく、各国に一層の努力を求めた。なお、欧州委員会は、2007年に、エネルギー効率に関する国際的な取り決めを提案する意向だが、閣僚理事会はこれを歓迎している。【欧州運輸・電気通信・エネルギー閣僚理事会】

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