一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス 電気・電子機器の回収・処理手続きが11月15日からスタート
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.08.28 【情報源】フランス/2006.08.16 発表
フランスで、電気・電子機器(冷蔵庫、洗濯機、パソコン、テレビなど)廃棄物の回収・処理手続きが、11月15日からスタートする。この手続きは、電気・電子機器廃棄物を適切に処理するため、分別収集の効率化を目指すものである。これらの機器の製造事業者は、今後、分別収集された電気・電子機器廃棄物の運搬と処理について責任を負う。製造時業者は、その責任を共同で果たすため、環境組織に参加することとなるが、8月12日付けの官報に4つの環境組織が掲載された(11月15日に活動を開始)。
11月15日からは、消費者が新しい電気・電子機器を購入する場合、古くなった機器を販売店に返却する。返却された機器は、環境に配慮した形で処理される。また、地方自治体が、自発的に、これらの機器の分別収集を実施することもできる。なお、消費者は、購入時に、電気・電子機器廃棄物の除去費用について通知される。
承認された4つの環境組織のうち、3つ(Ecologic, エコ・システム、ERP)は、電球・蛍光灯以外のすべての電気・電子機器廃棄物を担当する。電球・蛍光灯については、Recylumが担当する。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】