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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境大臣 チョコレートの「遺伝子技術なし」マークを支持

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.05 発表

 ドイツでは、近時、食品の安全性に対する消費者の疑念が高まっているが、ドイツ連邦環境大臣は、産業界や流通業界に、食品分野の透明性を向上させるよう積極的に働きかけてきた。
 その一環として、12月5日、チョコレートに「遺伝子技術なし」マークをつける、一商社(Handelhaus)の率先的な取り組みを支持した。
 「遺伝子技術なし」マークは、対象商品が、遺伝子組換作物と遺伝子技術を利用した物質を、原料として一切用いていないことを保証するもの。今回のケースの場合、チョコレート生産者は、対象商品が、マークの要件を満たしていることを、当該商社に証明し、マークが与えられた場合には、その後、継続的に、当該商社と州政府の監視に服することになる。
 なお、マーク表示の詳細な要件は、食品法下の命令中に規定されているが、要件が厳格であったため、これまであまり利用されてこなかった。環境大臣は、制度の積極的な利用を呼びかけている。【ドイツ連邦環境省】

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