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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境大臣 デポジット制度への廃棄物処理団体の抗議を非難

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.07 発表

 ドイツでは、来年夏から、ビールとミネラルワォーター容器(缶、ペットボトル、使い捨て瓶)に、デポジット義務が課される予定である。これにより、使い捨てガラス瓶の流通量は減少し、廃棄物として収集されるガラス瓶も、現在の年間270万トンから180万トン程度に減少すると試算されている。
 これを受けて、ドイツ廃棄物処理経済連邦同盟(Bundesverband der Deutschen Entsorgungswirtschaft (BDE))が、デポジット制度導入に対する抗議運動を行った。
 これに対して、環境大臣は、廃棄物収集や廃棄物の利用が重要であるとしても、廃棄物の発生を回避するのが、より正しい道であるとして、団体の抗議は分別を欠くものだと非難した。「抗議運動が、廃棄物処理業界全体の姿勢ではないことを、確信している」と環境大臣は述べている。【ドイツ連邦環境省】

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