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環境ニュース[海外]

ワンウェイ容器へのデポジット課徴へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.08.29 【情報源】ドイツ/2001.08.22 発表

 ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、8月22日、リターナブル容器の飲料用市場占有率についての統計数字を発表する日程に変わりがないことを明らかにした。同氏は、9月中旬にデータを明らかにする予定であると述べた。この数値の発表については、流通業者がベルリン行政裁判所に対し、これを差止める訴訟を提起したが、斥けられている。業者らは、上級行政裁判所に上訴する意向でるが、トリッティン氏は、上訴は棄却されるであろう、と述べた。
 発表される統計は、72%というリターナブル率が、1997年以来達成されていないことを示すことになろう。現行法によれば、これによって、6ヶ月間の猶予期間を置いた後、ビールとミネラルウオーターのワンウェイ容器にデポジット金が課されることになる。缶への課徴金は、したがって、2002年3月には開始されることになる。
 同氏はまた、一定の飲料の分野について部分的にデポジット制度を導入するという複雑な制度は、前環境大臣Merkek氏による1998年の容器包装リサイクル令のせいであると述べた。トリッティン氏は、同政令改正案を提出したが、今年7月、連邦参議院の同意を得られなかった。【ドイツ連邦環境省】

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