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環境ニュース[海外]

洋上風力のためのオフショア財団を設立

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2005.09.28 【情報源】ドイツ/2005.09.06 発表

 ドイツにおける北海及びバルト海における風力発電施設を拡張するために、「洋上風力エネルギーの利用改善と研究のためのドイツ経済界による財団」(通称オフショア財団)が設立された。これは、風力発電機メーカーのEnerconやMultibrid、REpower、エネルギー供給会社のE.ONやEWE、Vattenfall、海運業者、風力エネルギー関連の連盟、銀行、保険会社、建設会社が共同で出資した財団である。財団の理事会には、連邦環境省、海運庁(BSH)、両海沿岸の州政府が参加している。
 財団の目的は、まず最初に、北海洋上にテストフィールドを導入することである。このフィールド導入には、1億5000万ユーロ(202億5000万円)が投資される。そこで、5MW級の風力エネルギー設備の技術をテストし、改善する。また、環境影響も調査する。このような具体的な計画に対し、連邦環境省は、再生可能エネルギー研究予算から500万ユーロ(6億7500万円)を支援することを発表した。
 ドイツ連邦政府は、2010年までに2000MWから3000MW、2025/2030年までには20,000MWから25,000MWの風力発電機を洋上に導入することを目指している。これは、電力需要(1998年)の15%に当たる。【ドイツ連邦環境省】

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