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環境ニュース[海外]

カルタヘナ議定書第2回締約国会議 遺伝子組換体の貿易に関する拘束力のある規則の採択に向けて

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2005.06.02 【情報源】EU/2005.05.27 発表

 バイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書第2回締約国会合が、5月30日から6月3日まで、カナダのモントリオールで開催される。
 会合には、119カ国の政府の代表が参加し、小麦、トウモロコシ、ダイズなどの遺伝子組換作物が国境を越えて移動する場合に添付すべき文書について、拘束力ある規則が採択される見込みだ。
 この会合で欧州委員会はEUの代表として、農産品の輸出者・輸入者双方に、明確で有意義、現実的な要求事項を添付文書に盛り込むよう主張する。また、EU法との整合性についても考慮する。
 会合では、この他、遺伝子組換体のリスクアセスメントに関するガイダンス、遺伝子組換体がもたらす社会経済的な影響に関する調査と情報交換のための協力、途上国におけるキャパシティ・ビルディング事業の有効性、議定書に基づいて設立されるウェブ上の情報交換ポータルサイト(いわゆるバイオセーフティ・クリアリングハウス)、公衆啓発と公衆参加、議定書の遵守メカニズム手続規定についても検討する。【欧州委員会環境総局】

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