一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

欧州司法裁判所 ドイツの廃棄物埋立令を合法と判断

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2005.05.06 【情報源】ドイツ/2005.04.14 発表

 ドイツの廃棄物埋立令がEU法に違反するとして、廃棄物処分場目的組合「Eiterkoepfe」が起こしていた訴訟をめぐり、欧州司法裁判所は4月14日、この訴えを棄却する判決を下した。
 ドイツ廃棄物埋立令では、2005年6月1日以降、熱処理または機械的・生物的前処理をしていない家庭廃棄物の埋立を禁じている。同組合は、ラインラント‐プファルツ州政府に対し、5月31日を過ぎても、家庭系廃棄物の埋立を、不十分な前処理の状態、即ち、細かく砕き、生物的に分解可能な廃棄物の状態で埋め立てることを認めるよう求めていた。しかし、州政府は、廃棄物埋立令に基づき、これを拒否したために裁判となった。組合側は、廃棄物埋立令は、EUの埋立場に関する指針よりも厳しい基準を設定しており、違法だと主張していた。しかし、欧州司法裁判所は、廃棄物埋立令の基準は、強化された対策として、EU法に合致すると判示した。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク