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環境ニュース[海外]

UNEP 途上国における太陽・風力エネルギー源をマッピング

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2005.05.06 【情報源】国連/2005.04.14 発表

 ソーラー発電や風力発電に適した地域をマッピングする「太陽・風力エネルギー源アセスメント(SWERA)」の最初のプロジェクト結果が、4月14日に発表された。
 アセスメントの結果、アフリカ、アジア及び中南米の途上国、13カ国において、再生可能エネルギーの可能性は数千メガワットに上ることが明らかとなった。このポテンシャルは、これまで想定されていたよりも、はるかに大きい。
 SWERAは2001年に開始され、太陽・風力エネルギー源のマッピングなど、再生可能エネルギー開発を促進するための新しい情報ツールを開発してきた。地球環境ファシリティーから930万ドル(約9億8000万円)の支援を受けている。 UNEPのテプファー事務局長は、SWERAは、良好な環境と社会的な効果を生み出す、国際協力のよい事例だと評価した。
 なお、SWERAチームは衛星や地上の施設からのデータを使って太陽・風力エネルギー源を分析しているが、国際機関や各国の機関とも連携して作業を行っている。SWERAのデータ集や、国際機関及び各国の機関の分析ネットーワークは、地球規模で、太陽・風力エネルギー源に関する情報を集積しており、こうした情報は、CD-ROMやウェブサイトで入手することができる。【UNEP】

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