一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

再生可能エネルギー研究助成年次報告書を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2005.04.26 【情報源】ドイツ/2005.04.07 発表

 4月7日、ドイツ連邦環境省は、定期刊行物「環境」の付録として、「第一回再生可能エネルギー研究助成報告書」を作成したことを発表した。
 これによると、2004年は、95件の研究プロジェクトに対し、6000万ユーロ(約81億円)が助成された。2005年は、すでに7500万ユーロ(約101億円)の助成が見込まれているという。トリッティン環境大臣は、「再生可能エネルギーに関する研究は、市場促進と並んで、重要なファクターである。今日の研究は、明日の雇用を創出する」と述べた。報告書の概要は次のとおり。
●2001年から2004年まで、研究助成金は、太陽光発電分野に44.6%、風力発電分野に20.2%、地熱分野に13.4%、太陽熱発電分野に7.2%、低温太陽熱利用分野に5.5%、配分された。
太陽光発電の効率は、ケイ素ウェハー技術により、1996年以降、製品では13%から17%に、実験段階では20%以上に上がった。
風力発電分野では、5MWクラスの発電施設への助成に重点が置かれた。1990年当時は160KWクラスが主であったが、現在では、30倍以上大型化している。
●地熱分野では、ドイツは、フランスや欧州委員会とともに、アルザス地方でのプロジェクトに助成を行っている。2006年に、初めて、電力が生産される予定である。
●低温太陽熱利用分野では、2004年に、ドイツ国内で最大級の太陽熱収集器が設置された。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク