ミュンスターをスタート地点に太陽熱のキャンペーン開始

　ドイツのトリッティン環境大臣は4月4日、ミュンスター市を訪問し、市環境局やミュンスター・ソーラー・イニシアティブとともに、ドイツ全国を対象にしたキャンペーン「太陽の熱」の開催を宣言した。
　このキャンペーンは、連邦環境省と連邦ソーラー産業連盟が主催するもので、太陽エネルギーに取り組む既存の組織の発展と新たな組織の創設を目的にしたもの。さらに、キャンペーンを通じて、現在、太陽光発電だけに注目が集まっている状況を改善し、太陽熱利用にも目を向けることを目指している。すでに、ドイツ国内の30の組織が、このキャンペーンへの参加を表明しており、これから夏までの間に、「太陽熱」をテーマにフェスティバルの開催やコンテスト、エネルギー計測会などを実施する予定である。【ドイツ連邦環境省】