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環境ニュース[海外]

アメリカ農務省、森林景観の保全により火災リスクを軽減し林業を振興する事業を実施

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.09.22 【情報源】アメリカ/2025.09.03 発表

アメリカ農務省(USDA)は、自然資源保全局と森林局が共同で取り組む「景観回復パートナーシッププログラム」の2025年度新規事業を発表した。
5件に総額800万ドルを補助する。
同プログラムは、森林景観の健全性とレジリエンスの向上を目指して政府・州当局・先住民・土地所有者らが協力実施する、林野火災リスクの低減、水質・水量の確保、絶滅危惧種生息域改善に関する事業を支援する。

今回の対象事業は、アラバマ、コロラド・ワイオミング、モンタナ、ノースカロライナ、オレゴン各州の国立公園を中心に実施される。
各事業は、間伐、雑草除去、道路改良、植生管理、間伐後の林地残材の破砕(マスティケーション)・管理火災(火災リスクの除去・育林・病害虫防除などの目的で利用される火災)などを実施し、火災リスクの低減と木材の健全性向上を実現して、地域社会を守り林業を振興する。
地域経済の改善と国産木材の生産向上が期待される。

事業期間は3年間で、2023年と2024年開始の継続事業24件に対しては総額3,200万ドルが支出される。

【アメリカ農務省】

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