一般財団法人環境イノベーション情報機構
殺虫剤による水質汚染状況を公表
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.10.20 【情報源】フランス/2003.09.30 発表
フランス環境研究所(l’IFEN)は、殺虫剤による水質汚染の状況に関する5回目の報告を発表した。この調査は、エコロジー・持続可能な開発省の依頼により、毎年実施されているもの。報告書では、水の中に、殺虫剤が広く存在していることが明らかになった。地表水の観測地点の73%、地下水の観測地点の57%で殺虫剤の存在が確認された。特に、マルティニックとグアドループでは懸念される。バシュロナルカン エコロジー・持続可能な開発大臣は、2000年8月に開始された、農薬による汚染削減のための全国プログラムを、関係省庁全体と協力して推進していくこととしている。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】