水浴場検査の結果を公表

　フランスの保健・家族・障害者担当省の地方支部局が実施した、淡水・海水水浴場の衛生検査の結果が公表された。検査は、健康上のリスクの防止のため、主に水浴場の微生物の質を評価するものである。2002年は、3326の水浴場が検査され、水質の向上が見られた。1976年にEU指令が適用されて以来、バクテリア基準値に適合している水浴場（Aカテゴリー・Bカテゴリー）の割合は増加し、2002年には89.7％となった（1976年は70％）。適合基準に満たない浴場はCとDカテゴリーに指定され、水浴は禁止される。2002年Dに指定された場所は7ヵ所、すべて淡水浴場であった。
【フランスエコロジー・持続可能な開発省、フランス保健・家族・障害者担当省】