一般財団法人環境イノベーション情報機構
水浴場水質情報キャンペーン
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2002.07.09 【情報源】フランス/2002.06.27 発表
フランスのエコロジー・持続可能な開発省、保健省、家族・障害者担当省は共同で、水浴場の水質情報を公表した。県の社会衛生担当局(DDASS)の保健・環境部は、毎年水浴シーズンに検査を実施し、微生物に関するパラメーターや物理化学的パラメーターを提示する。2001年は、3351の水浴場で検査が実施された。1976年にEU指令が適用されて以来、2001年までに水浴場の水質は顕著に向上している。病原菌に関する基準の達成率は、1976年には70%、2001年には87.6%となる。基準値を超え、水浴が禁止された地区は2001年で7箇所(1998年9箇所)あり、すべてが淡水浴場だった。
なお、保健省は、水浴場の水質に関する情報提供を充実させることを決定。2001年の検査実施結果及び2002年の現状検査については同省のウェブサイトで確認できる。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】