一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス、汚染地の決定につき自治体を支援する専門家パネルを設置
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2012.11.08 【情報源】イギリス/2012.10.24 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、2012年4月の汚染地に関する法定ガイダンス改定に沿って、土地の汚染の有無を決定する自治体を支援する専門家パネルを設置した。Defraは環境保護法(1990)の第2A部に則って汚染地法制度を監督しており、新ガイダンスでは、4カテゴリ評価により、汚染地とみとめられるかどうかを決定する法的枠組みを規定している。専門家パネルは、環境局や自治体、学識経験者や民間等の土壌汚染の専門家12名から成り、判断が容易でないケースや法的に汚染されているといえるかどうか疑問の残るケース、新ガイダンスで規定されたカテゴリ間の境界線上にあるケースについて重点的に扱うほか、人的健康被害を伴う場合は優先的に助言を行うという。
専門家パネルの作業は、優良事例として幅広く提供し、決定判断における一貫性を図る予定である。【イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)】