一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ 沿岸水域の状況がやや改善
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2008.12.26 【情報源】アメリカ/2008.12.16 発表
アメリカ国内の沿岸水域の状況がやや改善してきていることが、「第3次国家沿岸状況報告書」によって明らかになった。この報告書は、水質、底質、水底に生息する無脊椎道物の状況、湿原の変化、魚類の組織の汚染という5つの指標により、アメリカ国内の沿岸水域の状況を評価したもの。全体的な状況は「並」とされ、1990年代と比較すると、やや改善してきている。また、アメリカ北東部や西部の沿岸水域では改善が見られるものの、南東部やメキシコ湾ではやや悪化、五大湖やプエルトリコでは変化なしとされた。
報告書は、EPA、海洋大気局(NOAA)、魚類野生生物局、地質調査局、沿岸の州等が協力して作成したもので、次回は2011年に公表される予定。【EPA】