一般財団法人環境イノベーション情報機構
1999年度の日本の温室効果ガス排出量 90年と比べ6.8%増
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.07.11 【情報源】首相官邸/2001.07.10 発表
平成13年7月10日、総理官邸で、地球環境保全に関する関係閣僚会議と地球温暖化対策本部の合同会議が開催された。今回の会議では、平成11(1999)年度の温室効果ガス排出量や地球温暖化対策推進大綱の進捗状況・今後の取組の重点項目が報告され、また、「平成13年度地球環境保全調査研究等総合推進計画」の決定や「地球温暖化対策の強力な推進について」の申合せが行われました。
このうち、平成11年度の日本の温室効果ガスの排出量については、基準年である1990年と比較した場合では、6.8%上回っており、平成10年度にくらべても2.1%増加していることが報告された。
これらの議論を受け、小泉総理は、「COP6再開会合の成功に向け全力を尽くすとともに、京都議定書の目標達成に総力で取り組む」との考えを示し、担当分野の対策の推進に一層、尽力するよう指示をした。【首相官邸】